10月に入り気温もだいぶ落ち着いてきましたね。
夜は半袖では肌寒いぐらいになり、そろそろアガベの冬の管理について考える季節になってきました。
今回は、アガベの冬の管理方法について、種類ごとに詳しくお話ししていこうと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
アガベはいつ室内に入れればいい?種類ごとに解説
アガベといっても種類はさまざまで、耐寒温度や管理方法も異なります。
ここでは代表的な3系統を紹介します。
チタノタ系
チタノタ系は、アガベの中でもあまり耐寒性が高くないグループです。
一般的に「耐寒温度は0℃程度」と言われていますが、ダメージを避けたい場合は最低気温が10℃を下回る前に室内へ取り込むのがおすすめです。
大株になると屋外でも冬越しできる場合がありますが、下葉が傷んだり、生育に悪影響が出ることが多いため、基本的には室内管理が安心です。
パリー系
パリー系は非常に耐寒性が高く、ドライガーデンでも人気の種類です。
最大で -17℃ 程度まで耐えるとされており、雪がかぶっても枯れることはほとんどありません。
ただし、葉に傷やシミが出る可能性はあります。
雪が積もった場合は、軽く払ってあげるか、ビニールなどで覆っておくときれいな姿を保てます。
オバティフォリア
ドライガーデンの代表種でもあるオバティフォリアは、非常に耐寒性に優れたアガベです。
雪にも強く、発根管理中の株や小さな子株を除けば、屋外で冬越しが可能です。
屋外でしっかり根を張った株であれば、寒さにも十分耐えてくれます。
室内での冬の管理方法
屋外のアガベを室内に取り込む場合、植物育成ライトを使うのが最もおすすめです。
ライトを当ててあげることで徒長を防ぎ、春になっても形の良い株を保てます。
ライトがない場合は、できるだけ明るい窓際に置くようにしましょう。
日照が足りないと株が間延びしてしまうため、日中できるだけ光を当てることが大切です。
水やりの目安
冬のアガベは成長が鈍くなるため、水やりはかなり控えめでOKです。
| 管理環境 | 水やりの頻度 |
|---|---|
| 植物育成ライトあり | 約1週間に1回 |
| ライトなし(自然光のみ) | 約1か月に1回 |
乾かし気味に管理することで、根腐れや徒長を防げます。
💡 植物育成ライトのおすすめはこちらの記事にまとめています → (リンクを挿入)
まとめ
今回は、アガベの種類ごとの耐寒性と冬の管理方法についてまとめました。
- 屋外でも冬越しできる品種は多い
- ただし、お気に入り株や小株は室内に取り込むのが安全
- 室内ではライト管理 or 断水気味の管理で徒長を防ぐ
寒くなる前に準備して、春に元気な姿で再びアガベを楽しみましょう!








