皆さんのお気に入りのアガベを増やすことができたら嬉しいですよね。
今回はそんなお気に入りのアガベを増やすことのできる胴切りについて解説しようと思います。
胴切りとは
胴切りとは株を水平に切って成長点をなくして子株を出させる増やし方です。
徒長したり形が崩れてしまった時に形を作り直す時にも使われる方法になります。
必要な道具
必要な道具はたったの3つだけです。
- テグス
- ダコニール(粉剤)
- 手袋
アガベは棘がかなり鋭いので作業する時は手袋をつけて作業しましょう。
胴切りできる株はどんな株?
まず胴切りは、よく根が張っている株で行うようにしましょう。
また、ある程度の葉数がないと失敗のリスクも大きくなるので葉数が多い株で行うと安心です。
胴切りのやり方
胴切りする位置を決める
位置は写真のような位置で切ることをお勧めします。上すぎると成長点を切ってしまう可能性があり、切った時に葉がばらけて上の部分を残せなくなってしまう恐れがあるので、なるべく下の方を狙い最低でも下葉4枚以上は残る場所で切ると安心です。

切る場所を決めたら切る場所に沿ってテグスを巻いていきます。
テグスは1本だと引っ張った際に切れてしまうので4本ぐらいを束にしてアガベを切る位置に巻き付けます。
いよいよテグスを引っ張り胴切りをしていきます。
ここはかなり力がいる作業ですので、テグスをプラスドライバーなどに巻きつけるなどして頑張って引っ張ってください!
切り口の消毒と乾燥
切り終わった後はダコニール(殺菌剤)を筆などで散布し、最低でも1週間程度は切り口を水につけないように乾燥させます。

切った下の部分は2、3日したら通常通りの管理に戻していって大丈夫ですが、切り口が完全に乾燥するまでは水やりの際、切り口に水がかからないように土にあげるようにすると安心です。

まとめ
今回は、アガベの胴切りについてまとめてみました。テグスで切る方法はかなり力が必要でした。
女性の方や力に自信のない方は、カッターナイフ等でもできますので、増やしてみたい方はぜひ挑戦してみてください!