【おすすめプラ鉢3選】アガベ・多肉植物に最適な育成用プラスチック鉢

今回は、アガベや多肉植物の育成で普段よく使用している**プラスチック鉢(プラ鉢)**について紹介します。
アガベの育成では鉢の形状や素材によって、根の張り方や水はけが大きく変わります。
これから紹介する3種類は、実際に使ってみて「扱いやすく、価格も手ごろ」と感じたおすすめのプラ鉢です。


鉢選びで重視すべき3つのポイント

アガベを健康に育てるうえで、鉢選びの際に重要なのは次の3点です。

  1. 用土の乾きやすさ
  2. 通気性
  3. 頑丈さ

これらを満たすことで、蒸れを防ぎつつ根の成長を促し、株を引き締めて育てることができます。
以下では、この3つの条件を満たしたおすすめのプラ鉢を順に紹介します。


1. プレステラシリーズ

私が最も使用しているのが「プレステラ」です。
四角い形状のため並べやすく、限られたスペースでも多くの株を置くことができます。
底面がスリット構造になっているため、風通しと水はけが非常に良く、アガベや多肉植物の育成に最適です。

以前は一時的に生産が中止され入手困難な時期もありましたが、現在は再生産されており、ホームセンターや園芸店でも見かけるようになりました。

サイズ展開と形の違い

プレステラには 90・105・120サイズ があり、それぞれに「深鉢タイプ」と「通常タイプ(正方形)」があります。
120サイズは深鉢のみですが、私は根張りよりも見た目を優先して通常タイプを使用しています。
一方で、深鉢タイプは根をより深く伸ばせるため、成長を重視する方にはおすすめです。

なお、ネット販売では定価よりやや高い場合があるため、ホームセンターなどで探すとお得に購入できることがあります。


2. 菊鉢(5号サイズ)

次に紹介するのは「菊鉢の5号サイズ」です。
プレステラでは手狭になった株を植え替える際に使用しています。

菊鉢は最小サイズが5号からの展開となるため、小株にはやや大きすぎますが、中株から大株のアガベに非常に適したサイズ感です。
プラスチック鉢の中でも特に頑丈で、安定感があります。
価格は1つあたり約200円前後とコストパフォーマンスも良好です。

菊鉢は鉢が大きいのでその分土の渇きは遅くなりますので水やりの感覚は少し伸ばしてあげるといいです。


3. セラアート平鉢(18号)

3つ目は「セラアート 平鉢 18号」です。
サイズは直径約14.9cm、高さ約7.4cmで、直径は菊鉢と同程度ですが高さが低いため、用土の乾きが早いのが特徴です。
浅鉢構造なので、根を浅く張らせて株を締めて育てたい場合に最適です。

また、価格も1つ200円以下と手頃で、複数個揃える場合にも負担になりません。
乾燥を好むアガベやハオルチアなどには非常に相性の良い鉢です。


状況に応じて鉢を使い分けるのがポイント

アガベや多肉植物は、基本的に乾燥を好む植物です。
そのため、水やり後に数日たっても乾かないような鉢では、蒸れや徒長の原因になります。

今回紹介した3種類のプラ鉢はいずれも通気性と水はけを意識した設計になっており、乾きやすさの点でも非常に優れています。
さらに、シンプルで飽きのこないデザインのため、植物をより美しく引き立ててくれます。


まとめ

鉢の種類特徴向いている植物
プレステラスリット底・通気性抜群。サイズ展開豊富小株~中株のアガベ・多肉植物
菊鉢(5号)丈夫で安定感あり中~大株のアガベ
セラアート平鉢浅く乾きやすい構造。締まった株を育てたい時に最適アガベ、ハオルチア、乾燥を好む種

育成環境や株の大きさによって鉢を使い分けることで、根の状態や成長スピードが大きく変わります。
プラ鉢は軽くて扱いやすく、初心者からベテランまで使いやすいアイテムです。
アガベや多肉植物を健康的に育てたい方は、ぜひ今回紹介した鉢を試してみてください。

この記事を書いた人

haru

こんにちは!Plants-info管理人です!
植物育成歴5年。最近は多肉植物やアガベにハマっています。
植物の育て方や魅力について発信していければと思います。