苔テラリウムの作り方|使った道具と手順を詳しく解説

みなさんこんばんは、plants-info管理人です。

今日は、初めて苔テラリウムに挑戦してみたので、作成方法や使った道具についてご紹介します。
初心者の方でも簡単に作れるので、ぜひ参考にしてみてください。

苔テラリウムとは?

 苔テラリウムとは、ガラス容器などの透明な器の中で苔を育て、自然の風景をミニチュアで再現して楽しむ園芸手法です。

 密閉型の容器で育てることが多いですが、実際は完全密閉でなくても苔は十分育ちます。
透明な容器で苔を育てていれば、それも苔テラリウムの一種といえるでしょう。

使用したもの

 今回使用した材料・道具はこちらです!

  • 容器(ホワイエさんの「【割れない花瓶!?ポリカ】PV球形 H30」というものを使用しました。)
  • 土(赤玉土とひゅうが土を5:5の割合で混ぜたもの)
  • 苔(ハイゴケ)
  • その他植物(ホヤ・レツーサ、シマトネリコ、フィカス・プミラなど)
  • 流木(真ん中に穴が空いているもの)
  • レジン(Amazonで買いました)
  • UVライト(レジン硬化用)
  • ピンセット(観葉植物を植える際に使用)

完成したもの

 完成したものがこちらになります!

手順解説

土を容器に入れる

まず用意した容器に土を入れていきます。苔は肥料等の栄養分がなくとも育つ植物なので、無菌の用土(赤玉土等)を使用するとカビ等の発生を抑え長期間楽しめるのでおすすめです。

真ん中にレジンを流し込んだ流木をセットする

次に、レイアウトの中心となる流木をセットします。
今回は流木の中心にレジンで「池」を再現してみました。

レジン加工のコツ

  • 下層を青や緑に着色すると、水の深みを表現できます
  • 底はクリアファイルなどで塞ぐ
  • 穴のある部分はボンドでしっかり封止
  • 一度に大量に流さず、少量ずつ硬化→注入→硬化を繰り返す
苔を入れていく

次はいよいよ苔を入れていきます!

使用した苔はハイゴケ
乾燥に強く、密閉しない容器でも色あせにくいため、オープンテラリウムに最適です。

苔は土の上に軽く押し込むように置くと、密着して水分を吸いやすくなります。
形を整えながら、自然な起伏を意識して配置しましょう。

他の観葉植物をレイアウトしていく

苔だけでも十分美しいですが、今回は小型の観葉植物も一緒に植えました。
ホヤ・レツーサやフィカス・プミラなどの細葉系植物を添えると、全体が引き締まります。

植え込みのコツ

  • 苔とのバランスを見ながら高さを調整
  • ポットから外して根の土を軽く落とす
  • 株を分けてピンセットで植える

完成!そして飾り方

苔テラリウムは、作る過程も飾る時間も楽しい園芸アイテムです。
完成後は日光の当たらない明るい場所で管理し、1〜2週間に1回ほど霧吹きで水分を補給してあげましょう。

ガラス容器の中で小さな自然を再現できるので、
デスクや棚に置くだけで空間がぐっと癒しの雰囲気になります✨

まとめ

ポイント内容
苔テラリウムとはガラス容器内で苔を育てる園芸の一種
おすすめの苔ハイゴケ(乾燥に強い)
無菌の赤玉土・ひゅうが土
コツレジンは少量ずつ硬化/苔は軽く押し込む/直射日光を避ける

最後に

苔テラリウムは、初心者でも簡単に始められて、完成後はインテリアとして長く楽しめます。
少しの時間と材料で、自分だけの小さな自然を再現できます🌿
ぜひ休日に挑戦してみてください!

この記事を書いた人

haru

こんにちは!Plants-info管理人です!
植物育成歴5年。最近は多肉植物やアガベにハマっています。
植物の育て方や魅力について発信していければと思います。