今回は家にあるポトスを増やしたいと思い茎伏せに挑戦してみました!茎伏せはポトスだけでなく色々な観葉植物を増やすことのできる増やし方なのでぜひ参考にしてみてください。
茎伏せとは?
茎伏せとは、茎を1〜3節ごとに切って土に触れるように置くことによって増やす方法です。茎伏せは、挿し木よりも短く切るためより多く増やすことができるので園芸に慣れてきた方やお気に入りの植物を増やしたいという方はぜひ挑戦してみてください。
茎伏せできる品種
茎伏せは、地面に平行にして置く方法なので節から根が出てくるような品種が茎伏せに適しています。具体的にはポトス、モンステラ、マドカズラなどは茎伏せがしやすい品種です。また挑戦したことがないですが、ホヤも気根を生やす性質がありますので茎伏せに適しています。
茎伏せできる時期は?
茎伏せは基本どの時期でも行うことができます。ただ、成功しやすいのは植物の成長期でもある春から初夏にかけてがベストです。初めての方は気温が15℃~25℃ぐらいの過ごしやすい時期に挑戦するのが無難でしょう。
茎伏せの方法
ここからは実際に茎伏せの方法をポトスのグローバルを使って説明していきたいと思います。
①茎をカットしていく
まず、カットする茎を決めて節が1つ以上残るようにカットしていきます。節を残すというのが非常に大切で節を残さないと増やすことができないので注意してください。また、一般的には2節以上残してカットするのが良いとされていますが今回は1節にしてみたいと思います。
②切った茎を地面に伏せる
そして①で切った茎を地面に横にして伏せていきます。この時ポイントなのが節にある凸凹(気根)と土が接するように伏せることです。ここが根っこになって水を吸えるようになるからです。葉も一緒に切っていて地面に伏せても安定しない場合はUピンなどを使って土に固定すると良いでしょう。もしくは少し深めに置いてその上から土を少し被せても良いです。
③水を切らさないように明るい場所で管理する
あとは水が吸えない状態なので水は切らさないようにしばらくは管理します。直射日光には当てずに明るい場所で管理してください。しばらくすると節から新芽が出てきます。
まとめ
今回は茎伏せの方法についてまとめてみました。1節から増やすことができるので慣れてきたらたくさんの植物を増やすことができる方法なのでぜひチャレンジしてみてください!