アガベを育て始めたけど土は何を選んでいいか分からない。自分で土作りからやってみたい。そんな方に土の配合やそれぞれの役割を少し詳しく解説しようと思いますので少しでも参考になれば幸いです。
土の重要性
アガベに限らず植物を育てる際に土をどうしようという問題が必ず出てくると思います。それぞれの植物は生えてる地域も違いますので当然土もそれぞれ変わってきます。例えば水が多く必要で乾燥に弱い植物をとても乾きやすいよう度に植えてしまったら管理も大変になりますし、調子を崩す原因にもなってきます。なので植物に合わせた土作りもしくは土選びはとても大切です。
土の選び方
ではどうやって土を選べばいいのかお話ししていこうと思います。結論から言いますと、観葉植物用や多肉用の市販の土を使えば問題ない!です。笑 市販の土はそれぞれのメーカーさんがよく育つようにと考えて配合してある土なのでよく育ちますし枯れる心配も少なくなります。おすすめはプロトリーフさんの観葉・多肉用の土です。大粒で水捌けがいいのでほとんどの植物をこの土で育てることができます。
アガベの土の配合
まだアガベを育て始めたばかりの方や、植え替える量が少ない方は市販の土で大丈夫だと思います。ここからは土にもこだわって作りたい方や大量の土をコスパよく揃えたい方向けに書いていこうと思います。
配合のポイント
アガベを育てる土で重視したいポイントは
1、水はけ
2、通気性
です!とにかく排水性を良くしたいので土の配合は排水性の良い土をベースに作っていきます。
おすすめの配合
私の配合のおすすめは、
硬質赤玉土:3
赤玉土はホームセンターで買う場合は2本線の入っている硬質赤玉土がおすすめです。さらに良い品質のものを使いたい場合は通販で3本線の硬質赤玉土が売っています。値段は高いですが品質は最高級なのでぜひ一度試してみてください。
硬質鹿沼土(日光砂):2
こちらも硬質のものがおすすめです。質の良いものにしたい場合は超硬質鹿沼土と呼ばれる日光砂という高品質なものもあります。
ひゅうが土(軽石):3
日向土は、ボラ土とも呼ばれる宮崎県南部などの霧島系火山帯で採取できる硬い軽石のことです。排水性確保のため。書いてある用土の中で一番排水性に優れている。
パーライト:1
ガラス質の火山岩を約1000℃で焼き、高圧で焼成した人工用土のこと。用土の軽量化と通気性の確保のために配合している。
くん炭:1
pH調整や水分調整、根腐れ防止のために配合している。
マグアンプk:適量
です。ホームセンターで売っている用土なので揃えやすく、排水性に優れています。ポイントは硬質の赤玉土と鹿沼土を使うことです。普通の赤玉土や鹿沼土だとすぐに潰れてしまい粘り気のある粘土質な土になってしまうので注意が必要です。また、鹿沼土は酸性の土なのでくん炭(アルカリ性)を使用してpHを調整しています。
また、この土は培養度やピートモスを混ぜることによって普通の観葉植物用の土としても使うことができるんです!室内で育てる場合は虫やカビなどに注意したいので無機質なピートモスを3割ぐらい混ぜてあげます。これで程よい保水性や保肥性を得ることができます。屋外の場合はここに培養度を混ぜると適度な肥料分を確保できます。
まとめ
今回は、おすすめの土と配合についてまとめました。土の配合に正解はなく育て方やどんな形に育てたいかでも変わってきます。それぞれの用土の意味を理解して試行錯誤するのも植物を育てる醍醐味だと思います!ぜひ自分好みの土の配合を見つけてください!