アガベ パリー オリザバ

Agave parryi var. truncata ‘Orizaba’
アガベ パリー オリザバ

 オリザバは、アガベ・パリーの変種トランカータ(Agave parryi var. truncata)の斑入りの選抜株として流通しているアガベです。
 トランカータらしい短く幅広の葉が重なるロゼットに、クリーム色の幅広い覆輪が入り、赤褐色の鋭いトップスピンと鋸歯がアクセントになります。
 「オリザバ」はメキシコ最高峰の火山(ピコ・デ・オリサバ)や同名の町と同じ綴りですが、命名の由来や選抜の経緯ははっきりしていません。
おすすめ度
6
育てやすさ
7
  • 科・属名
    キジカクシ科(クサスギカズラ科)リュウゼツラン亜科
    リュウゼツラン属(Agave)
  • 原産地
    原種のトランカータはメキシコ北部(ドゥランゴ州・サカテカス州)。標高2,400m前後のオークやネズの林・草原に自生する。オリザバは園芸上の選抜株。
  • 特徴
    短く幅広い青白い葉に、クリーム色の幅広い覆輪。葉先が丸く切り詰めたような形(truncata=切形の)になり、赤褐色のトップスピンが映える。
  • 生育タイプ
    春秋型
  • 日当たり
    よく日に当てると葉が締まり、斑の色もきれいに出る。
    斑の部分は葉緑素が少なく葉焼けしやすいので、真夏の強い直射は30%程度の遮光を。
    室内の場合は植物育成ライトがあると安心。(室内で育てるポイント)
  • 水やり
    鉢の土が完全に乾いたタイミングで水やりをする。蒸れに弱いので、梅雨と真夏は控えめにし、早朝か夕方に与える。
  • 用土・肥料
    水はけのよい多肉植物用土。赤玉土・軽石・鹿沼土など粒の硬い用土を中心に、くん炭やパーライトを合わせて配合する。
    肥料は植え替え時に緩効性肥料(マグアンプなど)を少量混ぜる程度で十分。(アガベの土の配合)
  • 増やし方
    脇から出てくる子株を外して増やす。(胴切りのやり方)
  • 耐暑性
    他のアガベより少し蒸れに弱い。
  • 耐寒性
    強い。原種のトランカータは乾いた状態なら-9〜-12℃程度まで耐えるとされる。斑入りは原種よりやや弱いと考え、霜や冬の長雨は避けると安心。(アガベの冬の管理)
  • 開花
    数十年に一度、長い花茎を伸ばして咲く。開花・結実した株はその後枯れる(一回結実性)ため、子株やむかごで世代をつなぐ。
  • 害虫
    カイガラムシ・アザミウマのほか、成長点を傷めるアガベマイト(フシダニの仲間)に注意。(害虫対策まとめ)

この記事を書いた人

haru

こんにちは!Plants-info管理人です!
植物育成歴6年。最近は多肉植物やアガベにハマっています。
植物の育て方や魅力について発信していければと思います。