アガベ パリー トランカータ

Agave parryi var. truncata
アガベ パリー トランカータ

 トランカータはアガベ・パリー(Agave parryi)の変種で、メキシコ北部のドゥランゴ州・サカテカス州の山地が原産です。1951年に植物学者ゲントリー(H. S. Gentry)が採集しました。
 短く幅広い青白い葉の先が切り落としたように丸く(truncata=切形の)、その先に鋭く赤みがかったトップスピンが付きます。重なり合う葉がアーティチョークのように見えることから、英語では「Artichoke Agave」とも呼ばれます。
 耐寒性が高く、ドライガーデン等でもよく使われている人気の品種です。乾いた状態ならマイナス10℃前後まで耐えますが、夏の蒸れには弱いので真夏の水やりには注意が必要です。
おすすめ度
9
育てやすさ
8
  • 科・属名
    キジカクシ科(クサスギカズラ科)リュウゼツラン亜科
    リュウゼツラン属(Agave)
  • 原産地
    メキシコ北部(ドゥランゴ州・サカテカス州)。標高2,400m前後のオークやネズの林・草原に自生する。
  • 特徴
    青白い葉と、トップスピンの赤い棘。葉先が丸く切り詰めたような形になる。
  • 生育タイプ
    春秋型
  • 日当たり
    直射日光を好む。屋外の場合は1日4時間以上日の当たる場所、室内の場合はLEDライト等を活用する。(室内で育てるポイント)
  • 水やり
    鉢の土が完全に乾いたタイミングで水やりをする。真夏は蒸れる可能性があるため頻度を抑え、早朝もしくは夕方に水やりをする。
    蒸れに弱いので梅雨の水やりは控えめにする。
  • 用土・肥料
    水はけのよい多肉植物用土。赤玉土・軽石・鹿沼土など粒の硬い用土を中心に、くん炭やパーライトを合わせて配合する。
    肥料は植え替え時に緩効性肥料(マグアンプなど)を少量混ぜる程度で十分。多いと間延びした姿になりやすい。(アガベの土の配合)
  • 増やし方
    脇から生えてくる子株をもぎ取って増やす。もしくは胴切り、縦割り等で増やす。(胴切りのやり方)
  • 耐暑性
    他のアガベより少し蒸れに弱い。
  • 耐寒性
    強い。乾いた状態なら-9〜-12℃程度まで耐えるとされる(パリーの中では寒さにやや弱い変種)。寒冷地で地植えにする場合は冬の雨よけを。(アガベの冬の管理)
  • 開花
    数十年に一度、長い花茎を伸ばして咲く。開花・結実した株はその後枯れる(一回結実性)ため、子株で世代をつなぐ。
  • 害虫
    カイガラムシ・アザミウマのほか、成長点を傷めるアガベマイト(フシダニの仲間)に注意。(害虫対策まとめ)

この記事を書いた人

haru

こんにちは!Plants-info管理人です!
植物育成歴6年。最近は多肉植物やアガベにハマっています。
植物の育て方や魅力について発信していければと思います。