アガベ ユタエンシス

Agave utahensis
アガベ ユタエンシス

 ユタエンシスは、細長くシャープな剣状の葉が特徴のアガベ。葉は青緑〜灰緑で粉白を帯び、先端には長い黒褐色の鋭いスパインがあってとても格好いいです。
 アメリカ南西部の乾燥した岩場に自生する小型種で、アガベの中でも特に寒さに強い種類のひとつです。
 また、ユタエンシスは産地によって姿の変異が大きく、いくつかのタイプに分けられています(研究者によっては、まとめて1種として扱うこともあります)。
  ・subsp. utahensis:基本のタイプ。ユタ州周辺などに分布。
    ※写真はこのタイプです。
  ・var. nevadensis:ネバダ周辺などに分布。小型で、青みのある葉に強い鋸歯を持つ。
  ・var. eborispina(エボリスピナ):長大で美しい白〜クリーム色の棘を持つ人気のタイプ。この中では一番人気。
  ・subsp. kaibabensis:グランドキャニオン周辺に自生する大型のタイプ。葉幅が広く、ロゼットも大きい。
おすすめ度
6
育てやすさ
7
  • 科・属名
    キジカクシ科(クサスギカズラ科)リュウゼツラン亜科
    リュウゼツラン属(Agave)
  • 原産地
    アメリカ南西部(ユタ州・アリゾナ州・ネバダ州・カリフォルニア州東部などの砂漠地帯の岩場)
  • 特徴
    細長くシャープな剣状の、青緑〜灰緑で粉白を帯びる葉と、長い黒褐色のスパイン。
  • 生育タイプ
    春秋型
  • 日光
    強光を好み、よく日に当てると葉が締まり、美しい粉白やスパインが際立つ。
    室内の場合は植物育成ライトがあった方が良い。(室内で育てるポイント)
  • 水やり
    蒸れに弱いので、他のアガベ(チタノタ等)よりは若干頻度を下げる。
    具体的には、土が完全に乾き切ってから1〜2日待って水やり。(冬は他のアガベ同様頻度を下げる)
  • 用土・肥料
    水はけの良い砂礫質の用土。長雨を避けるため鉢植え管理が安心。
    肥料は植え替え時に緩効性肥料を少量混ぜる程度で十分。(アガベの土の配合)
  • 増やし方
    脇から生えてくる子株をもぎ取って増やす。
    胴切りはユタエンシスでやったことがないので、もう少し大きくなったらやってみようと思います。
  • 耐暑性
    強い(ただし蒸れには特に弱いので注意)
  • 耐寒性
    非常に強い。乾いた状態なら-20℃前後まで耐えるとされ、アガベの中でもトップクラス。寒さよりも冬の過湿で傷むことが多いので、冬は雨の当たらない場所で乾かし気味に。(アガベの冬の管理)
  • 開花
    数十年に一度、長い花茎を伸ばして咲く。開花・結実した株はその後枯れる(一回結実性)ため、子株で世代をつなぐ。
  • 害虫
    カイガラムシ・アザミウマのほか、成長点を傷めるアガベマイト(フシダニの仲間)に注意。(害虫対策まとめ)

この記事を書いた人

haru

こんにちは!Plants-info管理人です!
植物育成歴6年。最近は多肉植物やアガベにハマっています。
植物の育て方や魅力について発信していければと思います。